※『丸暗記厳禁!ENGLISH』は、アメリカで何年か生活したり、アメリカ映画に少し出た事があったり、NHKの英語ニュースのリポートなども担当もしていた事もある秘書が、英語を学びたい天野編集長のお相手をするコーナーです。(監修にはイギリス系ネイティブのMr.Y氏にお世話になっています。)



秘書:学校で英語の知識だけは身につけた日本人の英語力を使えるものにするには、発音の学習をきちんとする事なんですよ。


天野:でた! 俺、意外に耳は良いからね。発音は上手いって言われるんだけどね。



秘書:そうなんですか!じゃあ、上達が早いかもしれないですね。まず、何で発音学習を英会話をしたい人に勧めているかを理解してもらいたいと思います。


☆日本人は発音記号を学ばないから、英会話が上手くならない!


発音学習の必要性を理解してもらうために、まず最初に、外国人が日本語を学習する事をイメージして下さい。


日本語を話したい外国人がまず最初に何をすべきかと考えたら、「あいうえお」の五十音の全てが正確に発音できて、聞き取れるようになる事から始めるべきだと直感的に思うと思います。


例えば、やや似た音である「あ」と「え」の音の区別がつかないようでは、「秋」と「駅」などの言葉の区別が、聞いても分からないし、相手に伝える事も出来ません。これでは、いくら難しい文法を理解したり漢字を覚えても、コミュニケーションに難がある事は簡単に想像できます。


では、英語で日本語の五十音に相当するのは何かといえば、それはアルファベットではなく発音記号です。

英語の音はアルファベットとは関係が無いので、発音記号でしか表せません。なので、発音記号学習せずに英語を学ぼうというのは、「あいうえお」の音を曖昧にしたまま日本語を学習している様な事なのです。



天野:ふーん!発音記号か。なんで、こういう事が分かってるのに、日本の学校の授業は力を入れないのかね。



秘書:なんででしょうね。



天野:もうやめてほしいよ。英語の先生自体がさ あの発音するじゃない。いまだにディス イズ ア ペン とか、ヒー イズ トーラー ザン アイ みたいなやつ。



秘書:ありますね(笑)日本の英語学習方法は、非効率なやり方だと本当に思います。アメリカに住んでる英語話せない外国人とかは、結構切羽詰まってるんで効率的に英語を学んでるんですけどね。



天野:実用的じゃないことをおしえてる?



秘書:はい。日本人は、アメリカ人ですらエネルギーを割かない部分に力を入れて、その労力に対して、何だか自慢げな雰囲気すらあるんですよ。



天野:何?



秘書:例えば、日本人留学生って時々アメリカ人以上にスペルを知ってたりする事もあるんですよ。そして、そういう日本人は「あのアメリカ人は、こんな簡単な単語のスペルも知らないのかー!」とか言って、スペルに詳しい事を誇りに思っちゃったりとか。



天野:うーん。外国人が漢字の書き順に詳しいみたいなもんだよね。



秘書:そういうことです!複雑な単語のスペルみたいな、アメリカ人でも気にしない事に時間とエネルギーを割いていて実用的な事まで時間が回らないから、日本人は英語に時間をかけてる割に、英語を本当に使える人が少ないんですよ。



天野:まず、英会話子供のうちから、本当に必要な事を全部叩き込んじゃえばいいのにね。



秘書:本当に、そう思います!では、本格的に発音記号の学習をしてみましょう。




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