《NISAとは何かについて説明した前編はこちら


天野:投資の一番初めのきっかけとして、貯金だけじゃバカらしいかもっていうのがあると思うんだよね。金利があまりにも安いし。でも、投資をしようと思ってる人が、じゃあ次の一歩出す時に、どうしたもんかっていう時に、なかなか一歩踏み出せない。


秘書:確かに、そうですね。


天野:やっぱり、分からない事って怖いよね。暗闇ん中に足一歩出すのが。で、そのための、NISAは蜜だよね。きっと、俺が投資をしようと思ったみたいに考える人が、ちょっと増えてはいるんだと思うんだよね。


秘書:蜜ですか。でも、編集長。ちょっと聞いてください。僕はNISAのポジティブな面ばかりが注目されるのは危険だと思うんです。なので、NISAの疑問点をまとめてきました。こういう意見については、どう思いますか?

◆秘書の危惧◆
そもそも投資で非常に大切なのは、損をできるだけ出さないという事だと思います。利益に対する税金が高かろうが、利益を出していれば懐は痛みません。一方、利益に税金がかからなくたって、損を出せば損です。

つまり、NISAだろうが何だろうが、投資で利益を出すという事に対する難しさは変わらないと思います。また、NISAは年間100万円の非課税枠しかありません。つまり、NISAの対象となるのは、どちらかというと投資の素人と言えるんじゃないでしょうか。

政府は、そういう人に、NISAで非課税になるならという動機で投資を始めて欲しいのだと思います。しかし、そんな理由で証券会社に煽られるままに、NISAと聞いて必要以上にワクワクして投資を始める様な人は、思いもしない損失を抱えてしまうのではないかと思うんです。

天野:え?誰の意見?


秘書:え???えーと、私が書いたんですが(汗)


天野:完全にその通りだと思うよ!(笑)ほんとに、その通りだと思うけど。


秘書:あ、そうですか?(笑)


天野:うん。俺が、言ってるようなことだと思うけど。


秘書:はい!


天野:ただ、まあ、でも、なんだろうな。今まで、あまりにも日本人は銀行に入れて貯金するっていう流れと、投資する事に対してのマイナスイメージバランスが、あんま良くないなとは思う。お金って、やっぱり回してナンボみたいなとこがあるっていうのも実際のところだし。


秘書:なるほど。


天野:だから、そのきっかけとして、国がNISAをやるっていうのはね、何にもやらないよりはアリだと思うけどね。


秘書:はい。


天野:ただその、やっぱ自己責任って事を相当理解しとかないといけないよね。でもその、百万円を、なんかその、ギャンブルに使うよりは俺よっぽど勉強にもなるし、投資をするのはいいと思うけどね(笑)


秘書:ちなみにあの、日本人がそういう、あまり諸外国に比べて投資とかに回さないっていう理由って何があると思いますか?


天野:結局何なんだろうな…そのやっぱ働くのよ日本て。で、働かないことをやっぱり、美徳としないよね。アジアは特にそう。

あの、やっぱ夜中まで開いてるしさ店も。ヨーロッパとか行くとね、またこれ休んでんなみたいな、もう夕方3時くらいから7時くらいまでゆっくり休んでさ、それですぐ晩飯んなっちゃうみたいな。もうわけわかんないんだもん。


秘書:そうですね。クリスマス海外で過ごそうと思っても、店が意外と休んでたりとかですもんね。


天野:だから、やっぱり働くってことをやっぱ美徳としてんだよね日本は。だから、そのマネーゲームを、やっぱ働くっていう事の真逆に対局しちゃってんだよね。


秘書:確かに、マネーゲームは悪というイメージが日本にはありますね。


天野: でも、俺思うの。やっぱり投資もきちんとリスクをちゃんと取ってるっていうか、そこは、なんかもうちょっと…ね。何のリスクもなくタダで儲かってるんだったらさ。

「えー!」とか思うかもわかんないんだけど、でも、損する奴もいるっていう、そのリスクがあるわけでしょ。


秘書:はい。


天野:そして、そのリスクを他の人に被せてるわけでもないから、もうちょっとそういう事は認められてもいいのかなとも思うね。


秘書:確かに、投資で儲けている人は、負ける可能性に常にさらされていますから、楽に儲けている訳じゃないですよね。


天野:そういう事だね。


秘書:ところで、一説には、日本人が投資に臆病になった理由が、バブルの崩壊後にデフレになってしまったという所にあると聞いたことがあります。デフレで現金価値の上がっているので、だから現金として持っているというのが理にかなうからじゃないかと。


天野:うんうん、まあ、金(GOLD)とかが上がったのもそういう理由なんだろうけども。


秘書:そういう説もあって、実は日本人は、投資に臆病になっているわけではなく、現金を持つっていうのが、日本人のある種の投資感覚なんじゃないか、なんていう話もありますけど、どうですかね?


天野:でも、やっぱり選択肢を知らないんだと思うよ。やっぱり、だってこんだけアベノミクスのこの好景気のチャンスの時に、結局動いたの海外の投資家でしょ?で、やっぱこんだけ俺が投資に関する本とか出してるけど、やってる奴はほぼいないから(笑)


秘書:ああ!(笑)


天野:もちろん、そういうのに興味ある奴はいるけど、そんなにいないよ。思ってるほど。iPhone持ってる奴のがよっぽどいるもん。(笑) ”お前もiPhoneか!”って。(笑)
 

秘書:(笑)


天野:だからiPhoneの方が全然浸透してる。そうiPhone持ってる人は沢山いてさ、投資がそんなにいかないってのは、よくわかんないけどね、日本人(笑)


秘書:ということは、周りに投資を語る仲間とか、そんなにいないですか?例えば、芸人さん仲間とかで、投資について話したりする事は無いもんなんですか?


天野: それはなんかその、なんだこないだなんか、おぎやはぎとかが語ってたりとかさ、えーっと、なに、劇団ひとりとか、あの辺はちょっとやってんだと思うけどね。


秘書:じゃあ、「この投資がいい!」みたいな横のつながりは?


天野:あ、そんなのは、話はしたことないかな。


秘書:そうなんですか。


天野:でも、こないだ、アンジャッシュの渡部君は、ちょっと勉強したいから、みたいな感じで、ラジオにゲストに呼んでもらったけど。一回も芸のことについて聞かれたことないのに、株の事については熱心にそういうの聞いてたけどね。


秘書:そうなんですか(笑)面白いもんですね!とにかく、投資は「お金持ちが楽に稼いでる!」って訳じゃなく、リスクをとって稼いでいる、リターンと比例する経済活動なんですね。その辺を必要以上に怖がったり、偏見を持ったりせずに、投資をやってみらた良いという事ですね。


天野:千秋との対談でも言ったけど、色んな事を考えて勝手にやってもいない事に「できない!」って線を引く人がいるけれど、やってみない事には分からない。
 
お笑いだって、人前でやってみてはじめて、「こうしたら受けるんだ!」っていうのが分かってくる。それで、試行錯誤して笑いが取れるようになってくる。


秘書:はい。


天野:投資だって、同じ様な部分もあると思うよ。実際にやってみて初めて、「こうしたら損する、こうしたら勝てる!」みたいな事が分かってくるんだよね。それで、もちろん安全性も確かめて、自己責任で、試行錯誤していくしか無いと思うな。(終)




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