飯尾:シンプルなのよ。ウケてるから仕事が増えるわけよ。俺が「ウケたんですけどねー、全然スケジュール変わらないですわ」って言われたら、足りねーんだって言う。やすと俺とそういうことを確認していったら、食えていったのよ。「足りねーんだ、まだ足りねーんだ」って思っておけば、周りは見てるからね。

天野:そういう意味では、お互いいい働きをしてたのかもしれないね。若手は他に言い訳しちゃう人が多いからね。事務所のせいにしたりもそうだし、マネージャーとか相方のせいにしたりとか、時代のせいにしたりとか色々あると思うけど、同じ時代に俺らがいたことが、戒めじゃないけどそういう風にはならなかった。

飯尾:自分たちの冠番組ができた後に飯食ったりするじゃない。その時に「自分たちの番組持っても、100%自分のやりたいことはできない。バランスがあったりして2割ぐらいかな。俺たちは2割を広げて一生懸命楽しんでやっていくんだ」って聞いたときに、「え?」って。この世界ってウケて自分の番組持ったら、100%自分のやりたいことできるんじゃないのって。

天野:それは本当に一握りの上の人じゃない?

飯尾:いやいや、「できるんじゃないの?」って思ってたわけ。そしたら、そんなこと言われたからさー。「30人の客の前で“ペッコリ45度”がウケない」って相談があって二人を呼んでたんだけど、ちっちゃすぎちゃって相談ができるはずがない。

天野:(笑)。

飯尾:“ペッコリ45度”がウケないってそんなの知らないじゃん(笑)。それで「飯尾っち何?」って聞かれたけど、「いや別に」って。そういうことはあったね。

天野:飯尾くんがすごいのは、普通は下の人と比べるの。自分より不遇な人と比べたりする事はあっても、上の人たちに対して妬みとかじゃなくて、「上の人たちもこんなにがんばっているんだから俺たちもがんばらなきゃいけないな」って、前向きなとらえ方の上の人との比べ方ができてるのが大きいんだよ。普通は「あの人たちは自分の好きなことやって」とか、妬みの方になるわけ。隣の芝生は青く見えるじゃないけどさ、そうじゃないのが偉い。

秘書:きちんと上の方をリスペクトしていると。

天野:そうそう。

飯尾:例えば、「野外だからどうの」とか言ってても誰かがパッと来てバーンとウケて帰るんだろうなって思うと、言い訳きかねーんだなって思って。

秘書:誰かのせいにしたりとかはしないと。

飯尾:そりゃね、たまにはあるかもしれないけど、基本はないよね。



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