秘書:お二人が初めて会った時はどういう感じでしたか?
天野:最初はテレビ朝日。広い場所があってそこで浅井企画が若手を全員集めてネタをやるってところで初めて会ったの。
飯尾:そうだね
天野:で、ウドちゃんが遅刻した印象はあるんだけど、飯尾くんの印象はないんだよね。俺のことは覚えてる?
飯尾:ネタの時だったんだけど階段のところで挨拶をしたね。
天野:”チャマーず”ってグループだったの。
飯尾:錦糸町の西武の6階のライブハウスで初めてやった時は、もう覚えてたね。取り調べコントとか。
天野:その時にしゃべったのは覚えてる。飯尾くんの当時の相方が社交的な人だったから。飯尾くんも社交的だったんだけど、俺らも「いろんな人としゃべろう」って感じだったからね。
飯尾:天野くんとしゃべったのはウドちゃんよりも俺たちの方が先だったかも。今でも覚えているのが
、俺の出番が終わって次がウドちゃんだったの。で、ウドちゃんの次に天野くんのコンビで。取り調べコントはテーブルと机が必要で「じゃあ手伝うよ」って言ったら「ありがとう」って言ってね。準備して、舞台でウドちゃんが「ショートコントシリーズ!」って「もうそろそろだから」って準備してたら…
天野:俺も覚えてる!スクリーンの裏でね。
飯尾:4人で舞台袖から見てたんだけど「ショートコント」って言ってるのに、5分10分20分経っても終わらないわけ。
天野:(笑)
飯尾:だんだん、舞台上のテーブルセットをダイニングにしちゃって座り出しちゃったの、くつろいじゃって(笑)
天野:「ウドちゃん長くねえか?」って。
飯尾:で、20分近くやってから「続きましてパート2!」って言うから、ひっくり返っちゃった。「ショートコントじゃなくてただの喜劇じゃねえか!」って。
天野:30分一人でやりそうになってたね。
飯尾:すごいよ!
天野:俺がアドリブで「前の取り調べ長すぎなかったか?」って言ったらそれがすごいウケて、ウドちゃんはそれを見て「く~」って悔しいと思ってたね。
飯尾:「いじってくれてありがとう助かったよ」っていうんじゃくて「バカにして!」って思ったんだよね(笑)。「あのコンビ、俺を馬鹿にしてる!」って俺は相談を受けたからね。
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